幼児教育の環境で変わる性格
水曜日, 6月 4th, 2008子供の教育を考える上で
本人の努力もさることながら、幼児の時、育てられた環境が
その後の人生において大きな方向性を決めるということが
過去における学術調査などから言われています。
その幼児に大きな影響を与える環境ですが
キーワードは「性格」です。
子供が成長していく中で、性格がいろんな面でどのような行動にでるか
影響するようです。
鉄は熱い内に打て、と言いますが
幼児教育の重要性を感じます。
◆幼児教育を語る上で非常に興味深い研究結果があります。
その研究はアメリカで1921年から1950年にかけて行われました。
11歳の男児25万人を無作為に抽出し、
知能検査を行って知能指数の優れた800人を抽出し、
その後の人生を追跡調査したものです。
知能検査と同時に性格検査も行い、
性格が人生にどのような影響を及ぼすのか、
ということを明らかにした研究です。
29年後の追跡調査で、優れた知能を持つ800人は
どのような職業に就いているのでしょうか。
●この調査結果によると、800人のうち、
優れた知能を活かす仕事に就いていた人は45パーセントであったようです。
これをAグループと呼びます。
残りの55パーセントの人は、優れた知能を持ちながらも、
その能力を十分に活かすことのできない職業についていたようです。
これをBグループと呼びます。
●AグループとBグループの違いはどこにあるのでしょうか。
11歳当時の性格検査にさかのぼると、
AグループとBグループには大きな違いがあることがわかりました。
Aグループの性格の特徴は、持続性がある、忍耐強い、社会性がある、
慎重である、リーダーになりたいという欲求がある、であるようです。
Aグループにはこれら5つの性格特性がありました。
●最近の研究結果では性格に与える影響は遺伝子ではなく、
育った環境であることが分かってきました。
9ヶ月の胎児期から2歳までの間、
どのような環境のもとで生活したかによって、
今後の性格を大きく作用するという研究結果もあるようです。
これらのことを考えると、幼児教育は非常に大切なことであると言えます。